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Technique

旅客機プラモを作ろう
Vol.4

 下面色の塗り分けをします。
 ドアの下側のスジボリをガイドにしてマスキングテープを貼ります。
   

 機首と尾部の丸くなっている部分のマスキングはなかなか難しい
ですが、私は曲線に切り出したマスキングテープを使用しています。

 曲線を切り出すのはサークルカッターを使用します。

 細切りのマスキングテープをひっぱって曲げながら貼る方法もあり
ますので、いろいろ試してみてください。

 マスキングテープを剥がしてみると、うまく曲線になっていなかったり・・・

 塗料がはみ出したり滲んでいる部分があります。
 これを修正するかしないかで完成度が全然違ってきますので、
できるだけ修正しましょう。
 といっても、かえって傷口を広げてしまう場合もあるので、よく検討
してから取りかかりましょう。 

 修正する部分を2000番の紙ヤスリで削り、段差を少なくします。
 あまり削ると下地の塗料も削ってしまうのでほどほどにしましょう。
 修正するラインに再度マスキングテープを貼ります。
 

 修正する箇所にピンポイントで塗料を吹き付けるため、エアブラシの
ノズルを絞り込んで細吹きします。
 この場合、塗料の濃度が濃いと、塗料が糸状になったりノズルが詰ま
ってしまうので、通常の2倍程度のシンナーで薄めます。
 つまようじの下の影のようなものが試し吹きしたものです。
 

 細吹きすると塗料の乾燥が早いので、マスキングテープの下に
塗料が滲んでしまうのも防ぐことができます。 

 うまく修正できました。
 グレーがはみ出している部分は白で修正する必要がありますが、
細吹きすれば黒の上でも修正できます。
 エアブラシは素晴らしい道具です。 

 垂直尾翼前縁のシルバーを塗装します。
 まずは直線部分をマスキングします。
 

 この部分には曲線に切り出したマスキングテープを使用します。

 ここも同じです。 

 この部分は失敗すると修正が難しいので一発勝負的なところがあ
り、気に入らない場合は、再度白を塗ってからやり直したほうが良い
かもしれません。 
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